ひさびさの大陸

ひさびさに、大陸に来てます。夕方の飛行機で成田から北京に飛んできました。
おーわりと空気澄んでるなあ、と思ったのもつかの間。話すとマスクしてるのに、すぐせき
込んでしまいました。最初は、気のせいかなあ、と思ったんだけど、
 汚染グラフhttp://aqicn.org/city/beijing/jp/
を見てみると、昨日に比べてやや悪い数値(「軽微汚染」)。その後「軽度汚染」へと変わ
り、まあやっぱ空気悪いんだなあ、と実感しました。とりあえず、マスクは忘れずつけるこ
とにします。まあ、あと思ったほど寒くないので、たすかってます。

そういや、最近飛行機の中だと仕事する気が起きなくて、ずっと映画やドキュメンタリー
みたりしてます。今回は気合入れて、ドラえもん(3Dアニメ)とルパン(実写)みました。
ドラえもんは結構よかったけど、ルパンは、うーん。決して面白くない訳じゃないけど、な
んだかなあ。という感じでした(特に脚本がなあ。。。)。

McCafe

調査機関の購買部で連日、味気ない食事をしていると嘆いていたら、知り合いに「えっ、近くにお店あるでしょ」って言われて、よく見たら、大きな道路を挟んだ向かい側に、レストランやファーストフード店が軒を連ねているのに気が付きました。大元の建物が全然別の施設なので、全く注意を払ってなかった。。。

そんなわけで、お昼休みにちょっとその辺を除いてみて、珍しくマックに入ってみたんですが、なんか、雰囲気がスタバっぽくて、あれって思ってよくみると、「McCafe」って書いてありました。後で調べると、いわゆるマクドナルドとは、ちょっと違う本格的なコーヒー(当社比というべきですかね)が飲める店(というよりも、マック内にある別カウンターなので、ブースと呼ぶべきか)らしいですね。日本にもちょこちょこあるらしいんですが(日本だと「McCafe by Barista」とのこと)、あまりマック行かない上に、近所のたまに行く店にはどうもないらしいので、全く知りませんでした。

結局、この日は、普通のマック(の方のカウンター)でセットを頼んだので、試してみませんでしたが、明日はちょっとコーヒー頼んでみようかと思います。値段をみるとスタバに比べてかなり格安でしたが、中国では、この値段でコーヒーを出す他のお店は、のきなみ美味しくないので、これでおいしかったら、けっこうめっけもんだと思います。それほど味にはこだわりないんで、まあ、インスタントに毛が生えたようなもんでも構いませんが、コーヒーないと仕事する気がおきないタチなもんで、やっぱ気軽にのめるにこしたことはないですね。

ちなみに、機関の購買部(食堂はないみたい)は、死ぬほど甘ったるい缶コーヒーしかおいてなくて、ちょっと困ってます(そういや、ホテルの朝食も砂糖入りのしかない。。。)。室内は明らかに外よりも寒い(資料保存のため、特に夏は極寒の温度設定)ので、あたたかい飲み物がほしくなります。

半年ぶり杭州

上海から移動して、今日から杭州で調査をしてます。資料の書き起こしが思ったよりハードで、初めて右手が腱鞘炎になりそうです。夕飯は、知り合いと昨年も行った店にいったのですが、特に名物らしい名物は食べなかったものの、相変わらず美味しかったですね。鋭気を養って明日につなげたいところです。

やっと買えた新刊とか

日曜日は、本屋とか食堂とか回ってました。昔よくいった小さい本屋が突然大きくなって、おしゃれなカフェスペースが出来たり、講演会やってたりしてて、ちょっとびっくりしました。昨今では、中国ではみんなネットで本を買うようになったせいか、小売の本屋が軒並み消えてしまっていて、こういう店舗拡大なんて話はとんと聞くことがなかったですね。中国の本屋さんは、本屋毎に、大衆向けとか、研究者向けとか、児童教育向けとか、いろいろと特色があって面白いのですが(重さや冊数で測り売りをする中古書店なんてのもあります)、いずれにしても、本棚に並んだ本をじゅんぐりに見て回って、勉強したり、それぞれの分野の出版状況を把握したりするわけですから、やっぱり、新刊コーナーやら分野ごとの棚に本が並んでないとなーと思いますね。ネットだと、どうしても、この辺がよわいし、そもそも、もはや中国も本が安い国ではないので、中身を確かめてから買いたいですしね。

その後、一般向け本屋にて、9月に変えなかった『長歌行』の新刊をようやく入手。北京とは違いさすが、上海です。ちゃんと夏達先生のコーナーがありました。

半年ぶり上海

日付かわってますが、15日の夕方に上海に到着しました。肉眼で見る限りそれほど空気は汚れてないですが、知り合いに聞くと今年の冬は北京よりも大気汚染の数値がひどかったらしく、あんまし油断しないほうがいいですね。風邪の予防もかねて、今回はマスク着用でいきたいと思います。しかし、その一方で、月が非常にきれいに見えていて、思ったのとちがうなーって感じがします。

上海の街は、どんどん変わっていきますね。町並みだけじゃなく、小さな規則や習慣から何から何まで。数年前まで常識だったものが、もう跡形もなくなっていたり、とか。柳田國男が『明治大正史世相編』を書いた気分もこんなんだったのかなあ、と。夜の大学近辺を歩きながら思ったり。

パリとロンドン

えーと、21日から、海外出張きてます。今回はめずらしくヨーロッパ。2週間ちょっとで、パリ→ロンドン→パリと回りまわるんで、いま丁度旅程の半分くらい、約一週間のパリ調査を終えて、ついさっきロンドンについたところです。街の雰囲気とかは、なかなかいいところですね。

しかし、中国と違って、言葉が通じないので、ストレスも多いなあ、とつくづく思います。言葉の面では、フランスの方が大変でしたが、漸く慣れたところで、あたらしい場所に来たので。明日から、本格的な活動にはいる(問題がおこらなければ)ので、今日くらいはゆっくりしたいところです。

それにしても、パリからユーロスターで来たんですが、ユーロトンネルが思ったよりずっと短くて味気なかった。。。30分くらいで、通過したので。なんか昔はじめて通った青函トンネルの方が感動したなあ、とちょっと思ったりしました。それでも、とちゅうフランスとイギリスの農場の風景とか見れてよかったなと思います。

後日談

出張中の日記で止まってましたが、ぶじ帰国して、あいかわらずの毎日を送ってます。出張中はタイトなスケジュールでしたが、なんとかやりとげた感じ。

だもんで、予定通り24日は、天津から来た先輩と北京の友人と三人でご飯を食べに行き、その後、友人とは別れて、先輩と夜中までゆっくり飲んでました。しかし、先輩は相変わらず変わんないなー。大学のとき、サークルで知り合ったのがもう12年くらい前なんだけど、キャラクターも風体もさっぱり変わらない(さすがにちょっと老けたけど)。元から服も性格もラフな感じなので、中国だと妙なくらいまわりに溶け込んでた。中国語ぜんぜん出来ないくせにね(笑)。

その先輩から、さきほど昨日ぶじに結婚式を挙げた、という連絡がありました。相手は僕も一度だけ会ったことがある人なんだけど、だいぶ前なんで、正直あんまり覚えてない。。。(人なつっこい感じの人だった印象はあるんだけど)。国際結婚なので、なかなか大変なこともあると思うけど、先ずは心よりお祝い申し上げます。