さて、外に出てるうちに

12月にようやっと懸案だった映画を見に行けたので、時間あるうちに簡単な感想を書いときます。感想というか、ほとんど独り言ですが(適当にネタバレしない程度の筆加減で書いときますが、未見の人はいちおう注意くださいませ)。

花の詩女 ゴティックメード GOTHICMADE
http://gothicmade.com/
永野護ファンとしては、どうしても見に行きたい映画だったので、所用で東京行った際に、ちょっと時間作って見に行ったんですが、すごいお腹いっぱいになって帰ってきました。ストーリー的には、永野センセイにしちゃひねりがないというか、王道という意味では永野節なのか、という気もしないではないですが、とにかく全体を通して永野デザインの応酬って感じで、これだけで十分満足できる内容でした。キャラデザ(+服)とGTM(FSSモーターヘッドに当たる)の動きが実によかった。ただし、ツイッターでも書きましたが、ファン以外は全く楽しめないので、布教目的で、ファンじゃない人には薦めないほうがよいです。

ヱヴァQ
なんか見ながら、エヴァもずいぶん遠いところにきちゃったなあと思いましたが、面白かったです。ちょっと細部でよくわからないところもあったんですが、まあ本来エヴァも所謂セカイ系カテゴリなわけだし、あんまし細かいことは作中で描写されないほうがいいし、見てる方も気にせんでいいや、という感じ。なんかずいぶん間の長い四部作になってますが、順調にラスト一幕が完成するといいなと思います。
あ、あとトウジの妹かわいかったっすね。

伏 鉄砲娘の捕物帳
http://fuse-anime.com/
これも見たいなあと思いながら、なかなか見に行けず、結局ほとんど公開終わってた時期に、渋谷の映画館で観ました。
個人的に、なんとなくつかみづらい世界観だったので、途中まであまり感情移入できず、ちょっと期待外れかなあと思ったのですが、後半からクライマックスにかけての展開はかなり楽しめました。ヒロインの浜路もぶれないキャラでなかなかよかったし、江戸という社会が箱庭みたいな距離感で描かれていたのも終わってみればしっくりくる感じでした。ここらへんは桜庭一樹の原作を読んでからだとちょっと違ったのかなと思います。
それにしても、スタッフロールみてたら、ヴィジュアルデザインの一人にOKAMAセンセイがいたので、いろいろと納得。