本をあさる

某お寺の境内でやってる古書市に行ってきました。
あいにくの雨天でカメラを置いてったので、写真はないですが、なかなかの人出でした。

somahitoは、そこで、そこそこ入手しづらい絶版本を二冊購入。値段は、いずれも500から1000円くらい。
まあ、状態はそんな良くなかったのですが、日本の古本屋においてあったら、確実に買いな値段です。(そもそも入手が難しいので高くても買うんですけどね)

しかし、まあそれでも高いことは高い。なんで、古本市初心者のsomahitoですが、いちおう値切ってみることに。
以下、そのやりとり。店のおっさんの細かい言葉は全然聞き取れなかったので、適当に脚色してます。

僕「ねえ、これいくら」
おっさん「○元だよ」
僕「高いなあ…、ほらほら見て見て」

といって、本についてる値段を見せる。むろん数十年まえの本なので、冗談みたいな値段がついてる。

お「ちょ、おま! それいつの値段だと思ってんだよ! 日本人のクセに強欲だな!」
僕「△元!△元!」
お「だめだめ!○元だ」
僕「△元!△元!」
お「わかったよ、ちくしょう!」
そこで、おっさんがこっちに本を投げつけてきたので、商談成立。
ちなみに、やりとり開始から僕は終始に笑ってて、おっさんはずっと仏頂面でした。(あっちの細かい言葉がよくわからんので、こっちはとりあえず、敵意はないということを示すために、というかけんか腰にならないようににこにこしてた。)

ちなみに、その後、もう一つお目当てがあったんですうが、それは別に買わなくても良いかな、と思ってたので、だいたい○元くらいまで、値切れたら買おうかなあと思ってみてたんですが、だんだん雨脚が強くなってきたところで、おっちゃんが「おい、兄ちゃん、それ○元で良いから、買わないか」とか言ってきました。んで、ちょうど値切ろうと思ってた額を言われたんで、まあ買えば良いんですけど、なんとなく相手の言い値で買うのはしゃくなので、また値切って買いました。良い会話の練習になったので、むしろ焼売のひとつもおごりたいくらいです。

んで、そこで雨でほとんどの業者が撤収しはじめたので、古書市はお開きとなりました。もしかすると、雨だったこともあり、他にも見切り値段で買えたかもしれないんですが、もうこっちも見るのかったるかったので、諦めました。かえったら、靴だけじゃなく、ジーンズも膝下まで濡れてたし。

と言うわけで、よくよく考えたら日本も含め初参加の古書市でしたが、上々の成果でした。
やや宿舎から遠いのが難点ですが、勉強にもなるしまた行きたいなと思ったり。何事も勉強です。